４．コンビニと季節感
この半年、日に三度の食事についてコンビニやチェーンの飲食店にお世話になることが殆どでした。そこで思ったのが、そういったお店を日常的に利用していると、そこから季節感を感じるということです。
ハロウィン、クリスマス、お正月、節分、バレンタイン…という季節ごとのイベントとはちょっと違って、オレンジをやたら見かけるなーと思ったら春商品に入れ替わっていて、知らず知らずのうちにオレンジジュースやママレードを口にしたくなって買ってしまっている自分が居る、といいますか。
少し前に、地下の食料品売り場でバイトをしていた事があります。お寿司を扱う店舗だったんですが、もちろん地下なので窓も無く、空調設備も整っているので制服も一年を通して変わりません。直接季節を感じる事はありませんが、ただショーケースに並ぶプラスチックパックに詰められたお魚の種類が一定期間ごとに変わるんです。それを季節ごとのうたい文句にあわせてお客さんにお勧めする訳です。そのお客さんも季節を感じるひとつの要素で、とても寒い雪の日であれば「今日は寒いからお鍋がいいわね」という話をしながら通り過ぎていって、そういう日の売り上げは伸びません。雨が降っていれば包装に気をつけたりもしますが、外の天気がどうなのかを知るのはお客さんを通してです。何だか少し不思議な感じでした。
漫画の月刊誌が一ヶ月早く発売されるのも、服屋さんの商品が早々に回るのも、「売る側」が売るために季節を先取りして演出しているのか、季節が変わるから商品も変わるのか、時々おもしろいなと思います。
twitterでもそうですね。朝バスに乗りながらTLを眺めていると、今日は雨が降ってるとか寒いとか、皆さんの住んでる地域はばらばらかもしれませんが、だいたい同じような気がします。地震も。
私のデスクトップPCではデザインが綺麗で気に入って使っているＭＳＮのお天気ガジェットが右上に表示されているんですが、雨が降ってるだとか新月だとか気付くのはそれのおかげです。
もちろん自分でも季節を感じなくは無いですが…夜中に自室の暖房が効かなくて凍えるかと思いましたｗ
それから昨日ふと見ると、梅が咲いていました。
うちの小松は相変わらず緑のはっぱが４本出ているだけです。
