という議論をスカイプでやったのでメモ。
①機械には心が無い
この場合の心は、感情移入や思いやりという意味。例えば困っている人を助けるとして、人間ならそれは教育によって培われた道徳観がそうさせる。でも教育という強制的な経験は、機械でいうプログラミングと同じ。教育がまだ不十分な子供は残酷な事もします。
②機械は成長しない
人間も機械も、経験(データ)の蓄積から、考える＝計算する。両者とも学習はする。
③機械は変化できない
機械はプログラミング外の行動はとれない。能動的な行動がとれない。でも人間も思いもつかない行動はできない？
④機械には創造性が無い
絵画や文学、音楽などの作品をつくる際に、自分の経験（データの蓄積）からランダム、もしくは順位付けによって結論を導く点では同じ。ただ人間は「表現したい」という意思を持って製作するのでは？
⑤数値化できるか否か
機械は全てを数値化できる。人間は出来ない。でも人間が自分の気持ちを数値化できないというのは知らない言語を話せないのと同じでは？
⑥人間はアナログ、機械はデジタル
現実世界のアナログにもプランク定数とやらのように限界がある。アナログは精度の高いデジタルにすぎない。でも人間も電気信号で動いてる。
⑦機械には魂が無い
この場合の魂というのは、自我とか霊的な存在。人間にはアイデンティティーがある。アイデンティティーの根拠は記憶だけども、記憶を操作することも可能なはず。説明できないからといって霊的なものに結びつけるのはスマートじゃないby友人
⑧機械には欲が無い
本能でなく理性こそ人間が人間らしいポイントとも思いますが、これは人間と動物の違いになるかな。でも本能も遺伝子というプログラミングによる反射やも。
本能あっての理性だろう？理性は舵だが、それでは船は動かん。漕ぎ手が必要だろう？という友人の名言。
⑨人間に作られたものが機械
シンプルで良い定義やも。でも人工的に合成された臓器で全身を置き換えた人間とか、生殖機能さえ備えたバイオロイドはどうなるんでしょうか…。
⑩機械はうんこしない
友人の持論。
個人的には機械には欲求が無い、というのが一番しっくり来るかなと。でもその欲求もプログラムだろ、と言われると…^^; 生理的な欲求というより寧ろ、精神的な欲求、自分を認めてほしいとか、何かに焦がれたり求めたりするならそれは人間だと思うのです。でもその為には自他の認識があって…
こんがらがってきた…！ｗ
ヘッドフォンしてペンタブ持って、人体はただの入力装置なんじゃないかなって思う今日この頃。人体は、記憶と機械をつなぐインターフェース。私たちのアイデンティティーは記憶によるもの。でもその記憶も信号によるもの。うーん…？
うーーん？？
