tete-a-tete

夕凪ショウの同人活動の他、行った場所や観た映画などの記録です。

古楽コンサートとか本とか

◆コンサート、行きました。

チェンバロ、フラウト・トラベルソ、ヴィオラ・ダ・ガンバのアンサンブルでした。
マレのフォリア 二短調ルクレールソナタホ短調が良かったです。ボアモルティエの無伴奏フルートの為の組曲は、メロディの作りが日本語のリズムとは違うなぁと。それから、全音符とスラーだけの楽譜があるんですね、「ノン・ムジュレ」と呼ばれるそうなのですが、弾き方は自由なのだとか…。
フラウト・トラベルソは、明るく華やかなリコーダーと比べて、甘くくぐもった音色だそうで、…縁があって演奏者さんとお話したり、何度か演奏を聴く機会があって、だんだんこの繊細な音楽を構えずに楽しめるようになってきて嬉しいです。
今回は楽器や曲目の説明を沢山してもらえて、なんと演奏後にチェンバロも触らせてもらえました…!ぷるんぷるんでした。弦をツメで弾いて音を出すそうなのですが、鍵盤を押し込む途中で、弦がたわむ手応えがありました。奥まで押し込むとある点から抵抗が無くなってポンと音が出るのですが、力加減が難しそうです。弦にフェルトが当たるようにして(だったかな?)、弦楽器をつま弾くような音が出たり…
ヴィオラの音はやっぱり山ですね、森ではない
CLOTH ROAD、今更ながら読み通しました。
進化したテクノロジーとそれを扱う人間のお話。序盤の「服=機械」だけでなく 後半から「服=生体素材」の要素が登場して、人間の輪郭がほどける展開がツボです。単なる異能力バトルに終わらず、通してモデルとデザイナーにこだわったとこ、敵キャラが使い捨てじゃなかったとこ、主人公たちが能力覚醒などのご都合展開無しで最後まで”弱かった”のも良い。人間性の対照が「才能」なのが新鮮。コメディもシリアスもバランス良い。ドレスはokamaさんでなきゃ描けなかっただろうなぁ。子供たちが父親を超える、異能力バトルが地球を救う話になっちゃう、各国をモチーフにしてるのがあからさま、なんだけど、そういう王道ストーリーが華麗なアレンジされてて、非常にエンターテイメントだし、設定厨ゴコロもくすぐってくるし、脳内殿堂入りです。メイ様かっこいいです!!
◆「脳とアート―感覚と表現の脳科学」は、あちこちで考えていたことが網羅されているような感覚を覚えました。沢山付箋を貼ったんですけど、今すぐにはまとめきれないので、付箋の糊がベタベタになってしまわないうちに回収したいです。
中村明日美子さんの本も何冊か読みました。
◆積んだまま放置してた白光のヴァルーシア紫影のソナーニルも、またちょっと手をつけてみるのですけど、なかなか進みません。
まどマギ新編見に行きましたー。外界からのまどかの救済の象徴として繰り返し出てくる窓、「まど」なんですね。
◆この三ヶ月程動き回り過ぎたせいか、ここしばらくちょっと調子が悪かったんですが、ようやく持ち直してきました。本棚も整理したし、もう三ヶ月程、長期的にしっかりやっていかないとな、というところです。