tete-a-tete

夕凪ショウの同人活動の他、行った場所や観た映画などの記録です。

C84前展覧会はしごなど

コミケ前に展覧会などまわってきました〜。
まずは六本木でLOVE展、21_21 DESIGN SIGHTでのカラーハンティング展、その後駅の近くにあったTOTOギャラリーでのクリスチャン・ケレツ展、移動して駒場博物館での計算折紙のかたち展、それから渋谷のパルコ劇場での三谷文楽『其礼成心中』などなどハシゴの限りを尽くしました。
◆LOVE展は、予想よりずっとごちゃ混ぜてんこ盛りでした。最後がミクさんのライブ映像展示。さすがに美術館で涙出てきたのは初めてでした…。これがミクちゃんですね!その後展望台でジェラート食べてきゃっきゃしました。
◆カラーハンティング展は、作品の美しさ云々より、それぞれのアイデアが面白かったです。写真OKだったので説明ボード撮ってきました。
いつもは適当に読み流す冒頭の挨拶文も、メモを取りたいおもしろさでした。『もし私たちが使う言葉を色に置き換えることが可能なら、その世界は光と意味による宇宙のような広がりをもつでしょう。/藤原 大』

ビーチの砂と海の色を採取し、分光測色計で数値化、『色も音も”波”の性質をもっているのだから』、波長成分をグラフにし、我らがヤマハさんが色のスペクトラムを音に変換。作曲家がノイズをつなぎ合わせてサウンドスケープに。

こんな感じで色と音が同時に変化しつつ表示されてました。
それから目盛のない温度計に触れ、鑑賞者が日付や感想を書き込むというもの。ただの駄洒落だけど、こういうの大好き。


こちらは色と言葉の関連性を抽出しようと試みたもの。もうちょっと掘り下げたものを見たかった。


他にも↑のLipinkとか面白いアイデアが沢山でした。リップシンク
◆折り紙はハフマンの曲線折りがかっこよかったです。帰宅後にHPからデータをDLして印刷してミウラ折りとか折って遊びました。久々にああいった作業をすると妙に楽しいですね。単純なパーツ、単純な機構で、一見複雑そうな動きや強度が成立していると、おおすごい!って感動します。
文楽は口語だったので安心して楽しめました。あとよくうごく、キレイ。でした。会話の中心となっていない人物たちの舞台の端での無言の演技や、場面によって立ち位置を変える表現が新鮮でした。普段動画や漫画としてどう切り取るか、という癖でものを見ているので、フレームの外の動きや、カメラではなく登場人物が立ち位置を変えるというのが、目からウロコでした。
其礼成心中は、笑いあり涙ありの素晴らしい脚本だったのですが、大人向けだなと思いました。大人向けというのは、作中で主人公が行った良い事と悪い事がラストにはきっちり精算されて、見ててすっきりするという意味でです。
◆クリスチャン・ケレツ展。ポスターを見かけて面白そうだなって思ってたらメトロ乃木坂駅の近くにあったので入ってみました。建築は…台所の水切り用の網篭にお箸をバラバラっと入れた感じ。簡単なデザインでいかに高層オフィスビルの各フロアに変化を持たせることができるか、ということに重点が置かれているようでした。各フロアの構造が違うと設備が色々面倒なのではと思うけど、そういうことじゃないのかな…。
◆チラシだけ拾ったのでは、「わた死としてのキノコ/今村源/静岡市美術館」「石黒鏘二展(愛知県)」が面白そうでした。でもちょっと遠くて行けない…。
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プロジェクションマッピングの展示、丹下健三展にも行きました。三越の紙袋のデザインが猪熊さんだって初めて知りました。でも納得。それから海にも行って泳いできましたし、風立ちぬも観ました。あと会田誠さんの制作現場をちらりと見ました。
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アシカが笑顔の芸をするのと、ウツボは見た目は怖いけど飼育員が掃除のために水槽に入るだけで食べたものを吐いてしまうくらい繊細な神経の持ち主だってことを知りました。
後は夏が終わる前にポケモン映画見に行かないと