雑誌でミクが特集されるとのことで、ミク廃の私は当然のことながら本屋さんでこのSFマガジンを手に取ったわけですが。
紙質からして、私のような人が普段手に取るような雑誌ではないw
※以下ネタバレ注意です!
特集の内容としては、小説とインタビューなど。
「喪われた惑星の遺産」:山本弘
遠い未来に異星人が金星探査機あかつきを発見し、そこに描かれたミクのイラストやメッセージから現代の地球人を想像する、というお話。現代の私たちが滅んでしまっても、私たちがいかにミクを愛していたかは、未来の彼らに伝わり引き継がれる。
「DIVAの揺らすカーテン」:泉和良(ジェバンニP)
ミクがネット空間から現実世界を覗き込んでいて、自身の行動で少しだけ現実世界に影響を与えることができる、という設定。読み終えた私たち自身が現実に戻って、心地よいそよ風やきれいな夕焼けに出会った時、これはミクが起こしたものかも知れないと、ありえないと思いながらもちょっと心がふわふわするようなファンタジー。
「歌う潜水艦とピアピア動画」:野尻抱介(尻P)
少し未来にボーカロイドが国民的に認知されていて、潜水艦による鯨の生態調査のアイコンとなり、調査の最後に…あーやきゅあ!なお話。
現実とファンタジーが少し溶け合ってその境界が曖昧になる、そんな夢のある小説がSFなの?と思ったり
確かに素敵なお話なんですが、ちょっとミクファンに媚びた印象を受けないでもないですね…
長くなりそうなのでいったん切ります(=ω=)