漫画原稿用紙に水色シャーペンで下描き、その後 ミリペンでペン入れしました。コピックマルチライナーよりネオピコの方が、ペン先がビリビリ滲まずに描けたような気がします。芯が柔らかいのかな?あとネオピコのが安いのも嬉しい。
表紙も細部を詰めて、水も描き始めました。
水描くの好きなんですけど、試行錯誤し始めるとどんどん時間が蒸発していくので危険です。前に一度、波打ち際の絵を描いたことがあるので、その時の方法でやってます。
↑の段階では、水の部分には①水レイヤー②光レイヤー③陰レイヤーの3枚を使っています。
①は水のある部分を塗りつぶして水色にしたもの。
②は、①のレイヤーを複製して白に変えた後、消しゴムブラシ(描画用のブラシを透明色にした方が、描き味の選択の幅が広がるので好き)で適当に多角形を沢山描いて、網目にしたもの。これが水面の光です。レイヤーモードはスクリーンとか発光にするといい感じ。①の上に置きます。
③は、②のレイヤーを複製→白を水色に変えて乗算レイヤーにする→下にずらしたもの。これを②の下に置きます。水中の地面に影ができてそれっぽく見えます。
あとは地面にできるキャラクターの影を、それぞれの固有色で(肌の影はベージュで、髪の影は青で)描くとそれっぽく見えるのだったような。
↑ペン入れしたものをカラースキャンして、漢語さんに教えてもらった方法で綺麗にしました。左からスキャンしたもの→レッドチャンネル削除、グリーンチャンネル削除、カラーモードをグレースケールに統合したもの→レベル調整したもの です。
@yuunagi_show 下書き終えたら消しゴムは使わないようにするとだいぶ良くなりますよ!よって下書きも消さない。アナログ原稿綺麗にしとくと後がラクなので、必然的に前者ですね。参考つくってみました。 pic.twitter.com/G7fzGednKl
— 漢語太郎 (@kngtr) 2014, 1月 19
(おそらく図中の「イエローチャンネル」は「グリーンチャンネル」だと思われます)Photoshop Elements にはチャンネルパネルが無いので、この作業にはPhotoshopが必要です。レベル調整の代わりにトーンカーブの調整でも同じような結果になります。漫画原稿用紙のトンボの青色が消えるところを目安に調整するとやりやすかったです。
スマホアプリのLINE Cameraでも、撮影時に明るさを上げる(左)→セピアのフィルタをかける(右)と、青色が消えます。フォトショ使って云々しなくても、落描きくらいならこの方法でもいいかもしれませんね。
これに関連して、デジタルでの下描き線を飛ばす方法はこちらの講座が便利かと思います。