tete-a-tete

夕凪ショウの同人活動の他、行った場所や観た映画などの記録です。

4月が終わるので備忘録


◆精神看護 Mar 2015
・名詞が動詞になり、人称変化を獲得した。言語が行為を行為者に帰属させる機能を持つと、行為と意志を切り離せなくなる。でも、元々は「あなたが食べる」ではなく「食べるってことが、今あなたに起こっている」みたいな言い方だった。

タゴール著『迷い鳥たち』(未知谷)176番
・器のなかの水は光るが、海の水は暗い。ちいさな真理は明瞭な言葉をもつが、大いなる真理は大いなる沈黙をもつ。

現代思想 vol.41-4
・人間は自らの内部に無意識の天使つまり「良心」を秘めている。人間は、人格の有する良心を通じて、人間ではない超越者の声を聴く。超越者からの呼びかけが響きわたる(personare)場が、人格(person)としての人間である。

・ものたち(他者)からの呼びかけを聴き、その「もとにある」ことで、その一回性、独自性を愛しながら捉え尽くし、その可能性を完全に救済する。とりわけ、自己と他者が区別されながら「お互いのもとにある」とき、そこに愛が働いている。

・庇護性、知的に考えたり合理化されたりできないが、余す所のない信頼が露わになること。魂への配慮、死の間際の人たちが庇護性を感じられるよう適切な援助を行うこと。人生の終わりを迎えるとき、堂々と胸を張って薄明の世界へ歩み行くことを可能にするような庇護性

フランクル「人間とは何か」

◆観た映画 レナードの朝バチカンで逢いましょう

・良心というか、架空の”誰か”の視線(例えばマスター)を内包することで、自身を律する美しさみたいなのが生じる。人格というか、理性というか…私が思ってるミクさんの清楚さはそこかもしれない

・コート(外套)