漫画描きました‐漣(さざなみ)
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電波が目に見えるようになったらどうかな、というアイデアを膨らませたものです。このアイデア自体は2012年6月のもののようです。
2012年9月のふぁぼ。もやしもんで菌が見えるように、電波が見える話はないものか
— 夕凪ショウ (@yuunagi_show) June 13, 2012
2013年2月のふぁぼ。ジョン・ケージがキノコにこだわるようになったのは辞書でmusicの前がmushroomだったからって話があるけど、日本語でもくさかんむりに耳と書いて茸だった
— さんさん十始末botさん (@fushimatsu_bot) September 27, 2012
続いて2013年4月。音は振動に過ぎないというが、これは本当ではないのだろうか。音はラジオの電波や光、宇宙線を含む広い範囲の振動の一部だというが、本当ではないのだろうか。なぜこれをもっと早く言わなかったのだろうか。想像力を掻き立てはしないか。
— John Cage bot (@jcbotjp) September 22, 2013
確か夏前に、これを友人に話したとき、「田舎に行っても暗黙の了解やしがらみのようなものがあるのでは…」とのアイデアをもらいました。iPhoneを確認すると、プロットのメモは8月9日でした。ある日ひょんなことから電波が見えるようになっちゃって、視界が同心円で埋め尽くされるのに耐えきれなくなって田舎へ引っ越す少女のお話。
— 夕凪ショウ (@yuunagi_show) April 1, 2013
背景には、夏休みに見て回った、都会の地下鉄や田舎のバス停なんかをいっぱい描きたかったんですが、手が回りませんでした。絵はここしばらくで読んだ漫画からいいなと思う描き方を真似ようとしてます。
主人公の女の子は一応、辻きのこって名前です。ボブカットがきのこってことですね(安直)いや、きのこ好きなので…
「選択的注意」については、自分がそういう感覚を意識していた時に、似たようなことをつぶやいていた人が他にもいたので、組み合わせました。
「もう…!『あいつのこと好きなの?』とか、友達が変なこと言うから、意識しちゃうじゃない…!」というのも選択的注意でしょうか。淡い恋心的なのはお話に付け加えようとしてやめました。あと電波や宇宙線 云々の整合性がとれるような知識が無かったので逃げました。何か依存や狂気を含むような、いい感じに後味の悪いオチにしてみたかったのですが、うまくいきませんでいた。
なんか反省会になってしまった…
結局、電波のアイデアはとっかかりで、関心のある事柄に取り組むことは出来たなと思うので、
ともあれお楽しみいただければ幸いです。