tete-a-tete

夕凪ショウの同人活動の他、行った場所や観た映画などの記録です。

ボストン美術館展

豪華すぎる面々の名前につられて、京都まで行ってきましたw

全体の感想としては、まあまあ良かった、という感じです。会場がざわついていてゆったり鑑賞できないのが残念ですが…仕方ないですね^^;

個人的に一番良かったのは、コローの「花輪を編む娘」
少し離れて見ると、空間の中でぐっと引き立つ少女の立ち姿、媚びない色彩に惹かれました。

ポール・シニャックの「サン=カの港」も、
点描画法を科学的に研究したという通り、はっきりと伝わってくる理知的な雰囲気が気持ち良かったです。

最後の作品はマティス静物画だったんですが、とても爽やかな後味で展覧会を見終えることができました。
窓際に置かれた花瓶の透明な青といい、花弁やレモンといい、やはり抜群に純粋で綺麗な色でしたので…

上に挙げたような作品をピックアップしてるのは、うだるような暑さのせいでしょうか^^


この記事は図録を眺めながら書いているんですが、
印刷物になるとそのみずみずしさが失われてしまうというか、やっぱり絵は本物を見ないとわからないな、と再確認しました。