tete-a-tete

夕凪ショウの同人活動の他、行った場所や観た映画などの記録です。

日記

◆2016年2月28日に開催されました「AHSボーカロイドコンサート そんらぶ! -Songs Love-」にて、開演前の注意事項などを案内する場面での、結月ゆかりさんと弦巻マキちゃんの絵を描いてました。トークに合せて表情を切り替える演出になっていたかと思います。
色々スケジュール面を考慮してそんらぶ!には行かなかったので(でもTwitterで反響見てるとうわやっぱ行けばよかったってなりました…orz)、実際どうだったのかは見れていないのですが、トークの内容や調声もとても好評だったようで、少しでもその演出に花を添えられてたならと思います・ω・ノ ありがとうございました。

◆今週は引越に向けて部屋の片付けをしてました。本棚を4つほど空にしました。かなり大量に紙類を捨てたのですが、長く大事にしていたものでも、案外あっさり捨ててしまえるものだなと思いました。次があると思える、代わりがあると知ったものは捨てられるのかも。
捨てられないのは既に死んでしまった人からもらった物。これはきっと、オリジナルの肉体が無くなってしまった代わりに、その人の物質的な存在という役割が生じるからなんでしょうね。

◆今はだいぶ回復したのですが、数日前に猫が歩けなくなってしまって心配しました。高齢なので仕方がないのですが、やっぱりいざとなると胸にくるものがあります。病院で採血結果等見せてもらったのですが、項目は人間とそう変わらないんだなと妙に納得しました。

◆今朝の夢は亡き曾祖父が登場して、危篤の知らせを受けて駆け付けて手を握ったところで、「死ぬってなったら話してくれるんだな」って言われました。深いw

◆ブログ、pixiv投稿を始めたのが6年前の2010年、Twitterを始めたのが5年前の2011年。
とりあえず10年は同人活動を続けることを目標としているのですが、あと5年後に引越をするとして、自分の本を捨てない方に振り分けてもらうには、何を描けばいいんだろうなあとか考えました。

◆2月中旬にフィンランド旅行へ行ってました。
旅行中とにかくまめに画像付きツイートをしていたので、帰って来てから思い起こして書き出さなくていいので楽ですw Twitterでは、フィンランドに行ったことある方などにあれこれ教えていただけて本当に楽しさが深まりました。ありがたいことです。
今回はかなりゆったりとした旅程だったのもあって、実に癒される旅行でした(前回ヨーロッパに行ったときは行みたいな感じだったので…)

Twitterに書いてないことで今思いつくのは、
エストニアの国会議事堂であれこれ説明してくださった方が「難民の受け入れはしないのか?」という質問に対して「僕たちは自分の国のことでまだ手一杯だから、僕らは少し前にdifficult timesを過ごしたからね」と答えていて、
difficult times というシンプルな単語ふたつでなんて深い表情を伝えるのかと震えました。(ていうか皆うちじゃなくてフィンランドとかノルウェーに行きたがるでしょwって言ってた)
あとロシアに関して、「僕らはロシアを隣国として尊敬しているから、もちろんその文学や音楽や美術に興味を持つし知っておこうと思うけど、あちらはこちらをリスペクトしてない。でもそれだけ、そういうものだよ」って話してらしたのも印象的でした。
日本で買って行ったガイドブックに「フィンランドからエストニアへ足をのばす場合、エストニアの方が物価が低いので、お土産を買うのに良いかもね」なんて書かれていて、何も考えずへーと思っていたのですが、その実その物価の差が問題となっていたり、…と、色々聞いたのですが、資源に乏しい土地だけれど知的財産でやっていこうという誇らしげな語り口、最後はまあ旨いビールでも飲んで帰ってよ!という〆で、かっこいいなあと。

◆それからモランディ展見に行きました。数年前に中止になってから念願だったので嬉しい。すごい良かったです。同じ絵を手描きした線画を数枚切り替えるアニメーションみたいな、音叉がわーんって響いてるみたいなあの感じ。キャンバスの向こうに置いた瓶を眼で測って絵筆を置く工程の思慮や時間が活きて画面上に留まってる、しかもそれによってちょうど気持ち良く空間が立ち上がってる、あの感じは他になかなか無い(語彙力…)
モランディ自身の言葉が展示のあちこちに掲げられていたのも、普段はちょっと見てやめるインタビュービデオみたいなのもかなり面白かったです。対象は色や光の効果を描くための口実にすぎないとか、うんうんそうだよねってにやにやしちゃう。ポストカード買って帰るつもりだったんですが、満足した展覧会でいつもそうであるように、実物の印象を上塗りしたくないって思ってやめました。