tete-a-tete

夕凪ショウの同人活動の他、行った場所や観た映画などの記録です。

あけましておめでとうございます

あけましておめでとうございます。

冬コミお疲れ様でした!閉幕後の夕焼け、綺麗でしたね。
スペースを訪れて下さった方々、本当にありがとうございました。

◆チューニングダイアル 【通販ページ】
絵でお手伝いさせて頂いた不始末さんのVOCALOIDアルバム「チューニングダイアル」(サイン入り!)、森でCDを拾う(CDを取り出すと苔が凹んでる)という演出を試みてます。レーベル面のデザインが、一番満足してるとこです。

不始末さんのアルバムジャケは、氏のスケッチを元に描きました。ミクは居ません。ミクではなく、ミクが居た痕跡を、とのことで、以前「うたたねかがみ」に描いた絵をテクスチャとして使ってます。溶け込んでて言わなければ分からないので言っちゃう!


「うたたねかがみ」については、こんな子が登場するPVはどうだろうって、色々考えてました。

手に持ってる巻物のテクスチャは、歌詞カードにも流用してます。

歌詞カード等、文字を入れる作業は不始末さんがなさってたのですが、うたたねかがみは少し凝ってます。この曲のモチーフのひとつに鏡があって、鏡像が反転するところから、逆再生が用いられてるのだった気がする(たぶん)

ジャケット裏には、「やぎさんへの手紙」のサムネイルをオーバーレイで、きのことミクの絵を透明度下げて重ねています。こっちも溶けてて分からないですね。
岩の下の方の赤色は、ゆうびんミクさんの靴の色です。



改めて聴いてみると、魅力は語り尽くせないのですが、「ちいさい音ダイアル」の原点感すごいです。歌わせ方が自然だからか、「感情がこもってる」のとまた違って、歌う声に人格を感じます。声から想像する身体に安定感が、一曲の中で一貫性があるというか…。

今村ミクと夕凪ミク、委託販売、開始しました。【通販ページ


◆2014年のミクさん描いてみました。前半は忍耐のときでしたが、後半は華やかな出来事が多かったです。

年が明けてブログを見てみると、20万ページビューを超えていました。読んで下さっている方々、いつもありがとうございます。
2015年も、どうぞよろしくお願いいたしますm(_ _)m

後はいつも通りの日記です。

◆2014年ボカロ10選です。

◆美術館
塩江美術館、大木裕之展 現代子に行きました。
イデアのメモを読むのが楽しかった。でも愛って言葉を簡単に使っちゃうのねと思った。大島よしふみ氏、山端篤史氏の彫刻がとても良かった。

◆ゲーム
年末年始のSteamセールで、FEZとKentucky Route Zero買いました。少しずつプレイしていく予定。
The Swapperは実況動画を少し見た。システムが面白いのと、語りかけてくる石が気になる。

◆本
「〈子ども〉のための哲学」をぱらぱら読んでいます。ミクさんについて考察していることがいくつかあるので、本の感想とまとめて書こうと思います。

◆映画
インターステラー観た。
●「愛で人類救うよ!父は必ず帰るよ!」みたいな宣伝じゃなくて、もっと知的探求する広告打って良かったと思う。登場人物がエンジニアと研究者だから、年末に会って話した知人友人がラボな人たちなのもあって、頭で頑張る姿すごく格好良かった。
●愛だぜ!みたいな流れになると引いてしまうのだけど、「愛は観測可能だから、解明とか数値化とかされてないだけで、重量とか時間みたいに、未知のエネルギーなのかも知れないじゃん(大意)」って研究者の言葉に、ちょっと納得してしまった。
人工知能が複数登場したのだけど、それぞれ性格が違うのが面白かった。私の中の人工知能のイメージは、クラウドで「すべてがひとり」だったから。初めはダサめのモノリスかと思ったけど、案外機能的で、ユーモアを解するひとたちだった。仲間を修理したいと言うのも、なかなか…。
宇宙でそれぞれ別行動するから、クラウドじゃなくて個がある感じなのかな、インターステラー人工知能たちは。
●「幽霊だと表現したのは、恐怖じゃなくて人の気配を感じたから」ってのも良かった。ゴースト(映画)とか攻殻機動隊とか連想するけど、何かに人格や意図を見いだすのって、やっぱりすごく初音ミクだと思う。 "彼ら"の正体は五次元(?)にアクセスした主人公たちでしたってのは、結局寂しい結末な気が…。でも、わけわからん存在だと周りは思ってても、そこに意識ある存在を見出す人間がいたというのは良い。(shake handsを近接交流みたいに訳してたのは普通に握手でいいじゃんと思った)
●宇宙のこと全然分からないのだけど、ワームホールとかブラックホールとか、映像美で説得力あるの、映画ならではだなぁと思った。宇宙空間も地上も、エンターテイメントというより誠実な描写という印象で、感覚も現代的で、派手ではないけど綺麗な仕立ての服という感じ、非常に心地好かった。
●オカルト現象を科学的に解明したら…という話で、「パパからのメッセージだわ!」って喜ぶ妹を見て、兄は「とうとうおかしくなってしまったな」って心を痛めるだろうし、ビューティフルマインドの数学者を思い出すと、なんともな…。ラストの「約束だから信じてたのよ」とかで涙腺緩みかけてしまうけど、オカルトだと決めつけず検証しなきゃとか、研究者に騙されたりとかを考えると、言ってることが違うのでもやっとする。

◆年明けすぐに雪が降って、雪でミクさんを作ったんですけど、翌朝溶けてしまいました。