tete-a-tete

夕凪ショウの同人活動の他、行った場所や観た映画などの記録です。

2011夏 美術館巡り そのに

*一日目*
まずは東京都庭園美術館へ。 http://www.teien-art-museum.ne.jp/index.html
アール・デコ様式の建物で、『皇帝の愛したガラス』展が行われていました。ありったけの技巧を凝らして作られたガラスの数々…よりも、部屋ごとに異なるランプシェードばかり見てました^^;
うろ覚えだけどこんなの↓

円形の書斎や赤絨毯の敷かれた階段にシフォンのカーテンなど、御主人様とメイドごっこできそうな建物でした…!(・ω´・)
夏休みの宿題か、メモを取りながら展示を見て回る女の子や、ガチセレブな御家族がいたかと思えば、外の庭園で子供たちがシャボン玉で遊んでいたりと、みな思い思いの過ごし方をしていました。お庭は手入れが行き届いていて、芝が思ったよりずっと柔らかくてびっくりしました^^

庭園にある彫刻作品              \だりぃ…/

ギチギチギチ… ギョギョギョ… って音がしそうw↓



さて、お昼を食べてから松濤美術館へ。 http://www.shoto-museum.jp/
時間が無くて写真は撮っていませんが、こちらも洒落たデザインの建物です。閑静な住宅街の中にある楕円形の建物で、地下二階から二階まで、真ん中が吹き抜けになっています。吹き抜けの底は浅い人工池になっていて、噴水とライトがついています。吹き抜けの渡り廊下から下を見ると、一面のガラス窓にそれがキラキラ反射してとても綺麗でした。
階と階をつなぐ螺旋階段も、展示室も、全体が緩やかにカーブしていて心地良い空間でした。ゆっくりしたかったなぁ^^

展示は『岡本信治郎展「空襲25時」』
題材は戦争なのですが、明快な色と単純な図形のせいか、おどろおどろしいというよりも寧ろ、ポップでクールな第一印象を受けました。
子供の落描きのようなラフな線がグリグリ、ピカソのように断片化された身体のパーツがごちゃごちゃ、恐怖を抱かせるデッサン。鮮やかでムラの無い赤・青・黄色と単純化された図形が、画面いっぱいに繰り返し描かれる絵。子供が虫の足をちぎったり、大人の痛いところをつく素朴な疑問を投げかけたりするのに似ていて、明快で無邪気な表現が逆に残酷さを強調する効果があるのでは、と思いました。
私が気に入ったのは白いカンバスに黒い線で○△□と「オカモト 2002」とだけ描かれた絵。李禹煥ブランクーシみたいでかっこいいじゃないですか(・`ω´・)和田誠さんともかぶるかも。シンプルな美ですね…。




夜はブルー・ノートに行きました。矢野顕子さんに特別興味があったわけではないのですが…生ジャズだということで。

おされー!でも他のお客さんも全然カジュアルな感じでちょっと安心。
ドラムとベースはWill Lee、Chris Parkerという方。Will Leeさんは控え目な感じの方でしたが、Chris Parkerさんはおちゃめな方でした!惚れてまうやろー!w外国人のおじさんがぺこっとお辞儀するのがすごい可愛かったですv
ピアノ、ドラム、ベースでジャズ。素晴らしかった…!

おみやげ。

庭園美術館で拾ったまつぼっくり!どうやって瓶に入れたか分かりますか…?w